決断とは
【2016年6月11日 執筆】
先日、26歳を迎えることができた。
25歳からの1年、印象的な出来事は2つ。
1. 【 図書館の存在と勝率9割の選択】
いま住んでいる賃貸マンションが、3年目に突入した。
今年の3月、図書館の有無を探索した。
読書量と知識欲に飢えていた僕は、何故かこの時期に【図書館】というワードが頭の中に浮かんだ。
自分が住んでいる所から、徒歩5分。そこに
図書館は存在した。僕は嬉しかった反面、後悔もした。もっと早く見つけてれば………。
嬉しさよりも、後悔の念が上回ってしまった。そしてこの時、【この環境を徹底的に利用する】と決意した。
最近インパクトを受けた本。
それが、【勝率9割の選択】だ。
勝率が9割?どういうこっちゃ?(笑)
題目を目にした時、僕はこう思った。
気になる内容は、【勝負に勝ち続けていく人生】を送るプロギャンブラーのぶきさんの人生哲学だった。
僕は、この本を手に取ってから無我夢中に読んでいた。通勤電車の時間はあっとゆう間に過ぎた。
ここ最近、自分自身との勝負に強い関心があった。というのも、過去の自分と現在の自分を比較して、過去の自分の方が頑張ってたことに気付いたからだ。
23歳の時に東京に戻ろうと必死だった自分。24歳の時にファミレスに籠ってひたすら文章を書いていた自分。今の自分。頑張り度は歴然としている。
競争心に関しては、幼少期から薄い方だと思う。ただ、自分自身との勝負。例えば、目標を設定したのに気付いたら自分の甘さに負けて、目標が達成出来なかった自分を知った時、猛烈な自己否定に陥る。
先日、少し年配の男性に人生相談をした時、こんなアドバイスを得た。
決断ってどう書く?【何かを決めて何かを断つ】だろ?
決断という言葉の意味が、自分の中でズシッと重くのしかかった瞬間だった。
自分にとって甘い選択を取るのか。
それとも、辛い選択を取るのか。
納得がいく選択が出来ている人間は、自信に満ち溢れている。そんなオーラが漂ってるように自分の目に映る。
【勝率9割の選択】を読んで、勝負し続ける生き様はやはり格好良いと感じた。
2. 【通勤電車に乗っていた盲目の女性】
これは2週間前ほどの出来事だ。
いつも乗る通勤電車に、盲導犬を連れた盲目の女性が優先席に座っていた。
僕は、自然とその女性を観察していた。
この時の心の声はこんな感じだ。
【盲導犬て何でこんな大人しいんだろう】
【盲目な人って、目が見えないことに対してどのように感じているんだろう】
【自分の目が見えなくなったら、日常生活はどのように変化するんだろう】
ゴールの無い自問自答。
目が不自由な人の他に、色覚異常で生きる人が世の中に存在するということも、数年前に知った。
色が無い世界。
自分の目に映る光景がモノクロだけだったら。
豊かな色彩の感動は得ることは出来ないのか。
電車に乗ってる時の疑問と、今ふと思う疑問が交錯中。
26歳の1年、開幕。
0コメント