戦略的睡眠
茂木健一郎さんの睡眠に関する本を読んだ。
以前から睡眠に関してもっと深く知りたいと思っていたが、今回の茂木さんの本を読んで理解度がかなり増した。
1日が24時間と誰しもが平等に与えられた時間の中で、睡眠は仕事と同等の時間を要する。
故に、睡眠時間が確保できないと仕事のパフォーマンスが間違いなく落ち、仕事中に眠くなることが多い場合は、睡眠時間が確保できていない要因が大きい。
ただし、14時~16時(深夜2時~4時も同様)は生理的に一番眠くなる時間帯のようで、この時間帯は仕事でミスを起こす人が多いとも言われている。
睡眠は、ショートスリーパーとロングスリーパーの2種類に分かれ、これを男女の視点で考察すると女性はショートスリーパーの人が多く、男性はロングスリーパーの人が多い。つまり、女性は短眠で深い眠りに落ちることが可能で、男性は長眠で深い眠りに落ちる人が多い。これに関しては、何かのメディアで頭の片隅に記憶されていた内容で、今回の茂木さんの本には記載されてなかったがネットで調べてみると合致していた。
過去の偉人たちの睡眠時間をみると、ナポレオンは3時間睡眠、アインシュタインは10時間の睡眠だったみたいである。真相は分からないが、3時間睡眠は過酷過ぎだ・・・ナポレオンの脳と身体の構造はどのようになっていたのか気になる(笑)
以下、茂木さんの本から勉強になった一節を記載し実生活に役立てたいと思う。
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・食事は、最低でも就寝2~3時間前までに済ませる
「理想は、腹八分目の食事を就寝2~3時間前までに済ませる」
直前の食事は睡眠中に消化器官が活発に働くことで、交感神経が活性化してしまい快眠が妨げられる→脳が休まらない
空腹過ぎると、消化器官に血液が行かず脳に血液が集まってしまうことで眠りを妨げる
・歩行禅 → 歩きながら脳の中で禅を組むイメージで、ひたすら無の境地で歩くこと
効果:10分から20分ぐらい歩くことで、脳の中の様々な情報が整理され気にかかっていたことなどが解かれる
・入浴
就寝前の1時間前に、38度~40度のぬるめのお湯に20分程度浸かって身体を温める
この体温が上がった身体に対して、自然と脳が身体を冷やそうと指令を出すことによって快適な眠りを促す
睡眠の準備は、翌日に最高のパフォーマンスを発揮するための前向きな戦略
※ 茂木健一郎:脳が冴える快眠法より引用
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