27歳になって思うこと
2017年6月8日、僕は27歳を迎えることができた。
本格的なアラサーとなり、3年後の2020年、東京オリンピック開催年には30歳となる。
この残り3年というのは、20代で一番重みがある3年間となると思う。
僕が23歳の時に好きになった人物の一人に安藤美冬さんがいる。
安藤美冬さんは【3年サイクル】というのを人生計画で重要視しており、1年ごとに「種まき期」「水やり期」「収穫期」と区分けし行動計画を立てている。
この3年サイクルを僕自身も意識して、20代の残り3年を生きていこうと思う。
26歳から27歳の1年。一番の収穫は、自分は何に情熱を注げられるか、と心に問いた時に純粋に出た答えが、こうして書いている【文章】と色から視覚にダイレクトで訴えることができる【色彩】の2つだった。自分の心の状態をフラットにし、本当に水が湧き上がるように出たのだ。
僕は、ただただ嬉しかった。ああ、やっぱこれなんだ自分はって。そんな感覚。
自己分析を繰り返して、ひたすら考えて読書して行動して失敗して。
こうした中で、ゆっくりと枯れ葉が落ちるように、この2つが新たに心の中に刻まれた。
そして、僕は昔に読んだ幸田露伴の努力論を思い出し、その中でも一番脳裏に焼き付いていた露伴のある言葉が頭の中を過った。
それは、【努力していると思っているうちはまだダメだ】という言葉。
つまり、自分が努力していると思っているうちはまだダメであり、そこにはまだ自分の中にやりたくない気持ちが残っていて、それでも無理にやっているという不自然さがあるということ。
本当に好きなことであれば、努力しようとしているという意識を持たず、自分がやっていることが自分にとって自然であると感じられるような努力をしよう、と露伴は述べている。
僕の中でシンプルな言葉に置き換えれば、”呼吸をするように自然と没頭している状態”、である。
習慣化さえしてしまえば、意識せずとも自然と身体が動くようになる。
この状態が一番ベストであり、これが超一流のアスリートとでいうと、最高の美技を生み出す瞬間に繋がることになる。
【目標が無い人生を生きるな】
この言葉は常に心の中に留まっていて、奮起させてくれる。
目標が無かったら何のために生きているのか分からなくなってしまう。
男には狩猟本能が備わっているので、常に追い続けることに人生の醍醐味を感じ、目標に向かって
突っ走って自己成長を実感した時に快感を得る。
自己成長を感じた時は誰しもが嬉しいと思うが、自分が好きなことでそれを実感した時は、格別な喜びだ。
目標に向かって行動していると辛い瞬間ももちろん出てくるが、そんな時は中学の卒業式で言った言葉を思い出して27歳の1年をまた頑張って生きることにする。
辛い時もある。しかし、その辛さは目標を達成した時に最高の喜びに変わる。
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